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世田谷区在住。iPhone、ビール、東京、NY、ミュージカルが大好き。このBlogには日常や旅の記録などを残しています。たびたび登場するふぁるこんは夫です。詳しくは自己紹介カテゴリで。


by maya
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夫も子供も捨てて愛に生きた、瀬戸内寂聴さん自伝的小説の映画化『夏の終り』

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瀬戸内寂聴さんがご自身の体験を元に書かれたという
ベストセラー小説「夏の終り」の映画化。

まさに夏の終りの8月31日から上映スタート。

気になっていたので行ってまいりました。

この小説が世に出たのは
昭和38年。
私が生まれた頃。
なので
その少し前のお話だと思いますが
映画に出てくる街や家の様子を見て
昭和30年代ってこんな感じだったんだなーと思いました。
モダン。

この時代の男と女が
全てこういう感じではないと思いますが…

夫も子供も捨てて愛に生きた主人公の女性は
年上男性と不倫をしても満たされず
年下男性との恋にも満たされず
自分の中の女の業に苦悩する。

私の両親が出会った時代です。

父と母も大恋愛だったのですが
瀬戸内寂聴さんも愛に生きた女性だったのですね。
寂聴さんみたいな生き方をする女性、私は好きです。

主人公の知子を演じるのは満島ひかりさん。
美しい。
和服もドレスもホントに素敵。
見事にこの時代の女性になりきってます。
美しかったわー。

で、妻子がありながら
知子と不倫を続ける年上の男性作家に小林薫さん。

なんというか私は
この映画を観ている間ずーっと
この小林薫さんが、亡くなった父のように見えました。

私の父は大正生まれで
私が生まれた時は49才、母は25才でした。
24才差のカップルでした。

なので
このふたりが父と母にも見えました。

小林薫さんが演じる慎吾の立ち居振る舞いが
父にそっくりでした。

家に帰って着物に着替えるところとか
その着物姿とか
部屋にある衝立て式のハンガー掛けとか
タバコを吸うところとか
書斎にしている座卓の感じとか
そこに置かれている灰皿とか

この映画の慎吾のシーン全てが
父を見ているようで。
懐かしかったなー。
(父はもう少し強い人でしたけど…)

年下の涼太を演じた綾野剛さんもよかったー。

この時代って、いいな。
風情がありますね。

映画の公開もあり
しばらく在庫切れだった原作は
最近では手に入るようになりました。
もちろん買いましたー。
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by maya_tweet | 2013-09-12 21:00 | 映画・エンタメ生活